あめずさんのブログのリブログです。
ドラマ「俺たちの旅」の最後に相田みつをみたいな詩が出てきて・・・というの部分に、私自身も懐かしさを感じ、その情報を集めてました。
第1話~最終回の46話までのエンディング散文詩です。
1:男はみんな淋しいのです
男は みんな 心のどこかに
淋しさを抱いている
2:男はどこか馬鹿なのです
男は 馬鹿な生きものである
だから 美しい
3:男はいつか歩き出すのです
男は いつか歩き出す その道が つらくとも
4:男の友情は哀しいのです
友情なんて 大げさなものじゃない
オレはただ お前が好きなだけだ
5:女もなぜか淋しいのです
生きることの 本当の意味は
学校では 教えてくれない
6:男の人生には色んなことがあるのです
馬鹿げたことを 一緒にやった友ほど いつまでも忘れられないものだ
なぜなのだろうか?
7:人はみなひとりでは生きてゆけないのです
明日のために 今日を生きるのではない 今日を生きてこそ 明日が来るのだ
8:男の胸には哀しさがあるのです
男の胸には 哀しさがある だから あんなにやさしいんだ
9:男はいつか愛をしるのです
男は いつか愛を知る それは 哀しい
10:おふくろさんも女なのです
母もまた 一人の女である それを知って 男は 大人になっていく
11:男はみんなロマンチストなのです
いつか 破れるかもしれないが それでもなお夢を追う
男はみんな ロマンチストなのです
12
:妹はちょっと甘えてみたいのです
用なんかなくたって ただちょっと会ってみたい.... それが兄妹なんだ
13:男は自立したがるものなのです
男は みんな自立したいと思う しかし その道はけわしい
14:馬鹿がひとりで死んだのです
ひとりの女にも 愛されずに 馬鹿な男が 死んでいった
15:男の心はかよいあうのです
男は 心がかよいあえば もうそれだけで 何もいらない
16:男には女の淋しさが胸にしみるのです
いろんな悲しみがある だがそれをわかりあえた時
悲しい者同志の心が かたくむすばれる
17:父親は淋しい生き物なのです
人は時に 欲望に背いて 生きる場合がある
それは 人間の業なのだろうか
18:結婚するのも大変なのです
結婚式まで 三人がかりで これから グズ六は どうなるのだろうか
19:新婚旅行がまた大変です
男は女の やさしさを求め 女は男の やさしさを求める
皆が やさしさに飢えている
20:本気になって生きていますか?
それぞれの人間が それぞれの人生を 一生懸命に 生きている
21:親父さんも男なのです
父もまた 一人の男である それを知って 青年は 大人になっていく
22:少女はせつなく恋を知るのです
本当に 愛しているなら 心の中に しまっておきたい
23:ついに東大に入りました!?
ともだちがいる ただ それだけでいい
24:男の道はきびしいのです
明日への道は きびしいけれど ただ現在だけを
浩介は けんめいに生きている
25:やっと卒業しました
たとえ 道はちがっていても オレはお前を見守っている
それだけは 忘れないでほしい
26:男は力いっぱい生きるのです
誰が 何と云おうと 男は 自分の道を 歩いていく
27:うちの嫁さんチョコちゃんなのです
たった一人の男と たった一人の女を 何が結びつけるのだろうか?
28:木もれ陽の中に想い出が消えたのです
誰だって 秘密にしておきたい 想い出が一つぐらいは あるものだ
29:生きるのがへたな男もいるのです
純粋であればあるほど 人はキズついていく 何故なのだろうか?
30:ふられ男が旅に出ました
迷路のなかを あっちへぶつかり こっちへぶつかり
青春とは そういうものだ
31:大嫌いがやってきました
大嫌いが 大好きになった 男と女は そうしたものだろうか
32:愛するってどういうことですか?
たとえ淋しくても たとえ苦しくても
いろんな事があった方が いいじゃないか 人生には
33:妹の涙をある日みたのです
今日の涙が 明日の微笑みに変わる
そう、兄は思いたい 妹よ・・・・・・
34:気楽に生きればなんとかなります
金も 名誉も 地位もいらなきゃ 生きることは こんなにも 楽しいのに
35:一緒に仕事をはじめました
どうやら 四人の変な仕事が 始まった うまくいくのだろうか?
36:男には美しさがあるのです
人は なりふりかまわず 働くとき なぜか美しい
37:お兄ちゃんはお母さんの恋人です
淋しさを知っている 人間だけが
笑って生きて行くことの 楽しさも知っている
38:哀しい愛もあるのです
哀しい愛があり 結ばれない恋もある
しかし人間は 誰かを愛さずにはいられない
39:ニッポンの将来はどうなりますか?
ニッポンの将来と ただひとつの愛と
あなたには どちらが大切ですか?
40:やさしさだってあるのです
心に やさしさのある男は 人をキズつけられない たとえ つらくても
41:生きてる限りせつないのです
やさしさを持った人間が
どうしようもない せつなさを心に抱いて この世の中を生きて行く
42:男は生きがいをもとめるものです
どんなにつらくとも 俺たちだけは 自分の道を どこまでも歩んでいきたい
43:愛しているから別れるのです
ひとつの出逢いが ひとつの別れを生む そして 人は又 人と出逢う
44:友情ってなんでしょう?
嘘をついてまで かばってやることが 本当の友情だろうか?
45:愛しているから哀しいのです
人はなぜ ただひとりのひとを 愛するのだろうか
ただひとりのひとが 忘れられないのだろうか
46:男の旅はいつまでも続きます
カースケはカースケのままで グズ六はグズ六のままで オメダはオメダのままで
心はひとつ 俺たちの旅
以上、「俺たちの旅」第1話~最終回の46話までのエンディング散文詩でした。