昨夜、評判になっていた「カメ止め」のTV放映がありました。
あまり期待はしていなかったのですが・・・
冒頭のカメラ1台での37分ワンカット撮影の部分をじっくりとしっかりと違和感を感じながら観ていた人にとっては、なかなか面白い映画だったんじゃないかと思います。
冒頭の37分間で張られた伏線と、それらがドキドキ。ハラハラさせられながら次々と見事に回収されていくところが小気味よかったです。
「こんなところに斧が!ついてるわ・・・」と棒読みのセリフ。
監督の台本に挟んであった娘を肩車する昔の写真。
笑えて、泣けて・・・
ネタがよく錬られた上手い漫才やコントを観た時とか、三谷幸喜監督の映画を観た時に受ける印象と近いものがあったような気がします。
もしも冒頭の37分間を集中して観ていなかったら、面白みを感じれなかったかも知れません。
伏線と回収、これを全て把握してからもう一度観るのも面白いかも知れませんよ。