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Channel: 【旧】神がまだ生きろと・・・脳出血で左片麻痺&癌サバイバー
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装具調整の件

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昨日の午後、装具士Kさんの来訪がありました。

前回まではひとりでしたが、昨日は装具製作工場の上司の方が同行されました。

会社に伺った際に、一度お目にかかった方です。

その方が同行してきたのは、恐らく何度も装具を調整して、また傷が出来てを繰り返しているので、根本的に歩き方に問題があるのではないかのチェックが目的だった様です。

 

せっかくでしたので、傷の出来る経緯を一から説明し直しました。

すると、部屋の中で構わないので装具を着けて歩いて見せて欲しい。と仰るので、室内では正しい実態を確認出来ないでしょうから、外に出ましょうと、靴を履いて、いつも通りの形で、通りを100メートルほど歩いて往復して歩容を見て貰いました。

 

すみません。綺麗な歩き方で、全く問題はありませんでした。とのこと。

 

部屋に戻り、装具を囲んで、さあ、どう調整しようということになりました。

 

・踝内側の形状をもう少し広げた方が良い

・土踏まずのクッションを少し薄くして、足裏の接地感を高めるようにしたい

・ベルトのカシメの内側が出っ張っている為、クッションで保護する形になっているが、カシメの内側の出っ張りを平らにして、クッション自体を取り外したい

・踵の形状の遊びを絞ってぴったり填まるようにしたい

等々、いろいろ案が出ました。

 

しかし、自宅での調整作業では道具は持ち込めるものの、しっかりした作業台等の環境が無いので、出来る範囲に限りがあり本格的な調整が出来ないので、設備のある会社の方に出向いて欲しい。ということになりました。

就業後に会社に伺って、調整作業をお願いすることになりそうですが、調整するに当たって、これは行う、これはやらない、これは様子見、その他の調整等を、昨日の状態確認の結果を踏まえて、調整内容と計画を精査して提示して貰うようにお願いしました。

 

そういえば、私が踵のマメ防止に調整した方法(市販の靴脱げ防止のクッションを使った踵のガード)をえらく感心されていました。パクられるかもしれません。そんな話しをコソコソしていました。

 

装具製作当初より歩容が矯正出来たことで、今の状態だとGSD(ゲートソリューションデザイン)が履けるとの判断も戴きました。

医療用装具の更新時期が今年の6月なので、この装具を下手に調整して、またおかしくなるのも怖いし、場合によっては、更新時期までこの装具はこのままの状態で行くかもしれません。

 

更新時期が来たら、GSDに乗り換える予定です。


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