6年前の今頃はまだ脳出血発症の回復期リハビリ病院でST、OT、PTのリハビリを1時間づつ、計3時間、土日祝日もなく毎日受けていました。
12月に150日のリミットが到来し、リハビリ病院を退院。
翌年の2月から元の職場に復職しました。
8月に高熱が続き、受診したところ、胆石による胆嚢炎ということで、入院して胆嚢ドレナージ(腐った胆汁を体外に排出する措置)を受けました。
胆嚢炎は再発するとさらに状態が酷くなり、胆嚢が内臓に癒着し手術も難しくなるとの脅しを受け、仕事が暇な時期に胆嚢を取っちゃいましょうという流れになっていました。
脳出血発症の翌年の12月に腹腔鏡手術で胆嚢を摘出することが決まり、その手術のための術前検査を行っていました。
それが今から5年前の今頃の話です。
CT検査も行いました。そのCT検査の結果を聞きに行った時の話です。
左の腎臓の形がちょっと変です。
7~8㎝の腫瘍があります。
腎細胞癌です。
診断結果として腎細胞癌の宣告を受けたのが誕生日前ぐらいの時期です。
大丈夫ですよ。もう一個の腎臓がちゃんと機能していれば、左腎臓も胆嚢の全摘手術の時に一緒に取ってしまいましょう。
12月に胆嚢と」左腎臓の腹腔鏡による全摘手術を受けました。
8時間半の手術だったそうです。
胆嚢の癒着の剥離に時間が取られたそうです。
それから、1ヶ月ごと、2ヶ月ごと、3ヶ月ごと、半年ごとの経過観察検査が始まりました。
血液検査、尿検査、CT検査、MRI検査、レントゲン撮影で癌転移の有無をその都度確認してきました。
そして今年の12月で丸5年経過することになります。
異常なしで5年経過すれば腎細胞癌からの卒業、泌尿器科受診からの卒業ということになります。
先々週に5年経過の一回前の検査を受け、先週にその結果を聞いてきました。
その結果・・・・
特に異常は認められません。
転移も見られませんし検査結果は良好で5年が経過しますので、次の検査は1年後で良いでしょう。
無事、卒検に合格したようです。
丸5年の12月には未だ早いですが、一足早く卒業の認定が下りました。
腎細胞癌、泌尿器科の卒業の許可が下りたのです。
1年後の検査(同窓会(検査)は一応1年ごとにの続行とのことです)の予約を取って、Tully'sでひとりでコーヒーでの祝杯を上げ、帰ってきました。
1年後といえば東京オリンピックの後の話です。
卒業にホットしました。祝杯のコーヒーはアイスでしたけどw
短いようでとても長い5年間でした・・・(T_T)