終戦記念日にあなたは何を思う?
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終戦がもう少し遅かったら、私はこの世に生まれて来れなかった可能性が有るらしいです。
親父はこの年、18歳。実家の農業手伝いの少年です。
もちろん母と知り合うずっと前です。
九州のとある軍の基地で訓練を受けていたらしいのです。
そう、別れの盃を交わし、片道の燃料しか積んでいない飛行機で飛び立つ運命・・・
いわゆる特攻隊です。
もう少し終戦が遅かったら、父は海の藻屑と消えてしまっていたことでしょう。
そうなれば、私はこの世に生まれてくる可能性が絶たれます。
そんな話を、父が亡くなった後に聞きました。
てっきり戦争に行ったのは伯父だけだと思っていました。
伯父は敦賀から船で南方に出征してラバウルにいたらしいです。
そんな話をしてくれる人ももう居なくなってしまいました。
平成が終わる前に、どんどん昭和が消えていく感じが寂しいです。